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開発事例|物流 / 統合業務システム

内陸港管理システム

申込から搬出まで、内陸港の作業を一つの流れで見えるようにしたい。ベトナム・ランソン省の国境ゲートで物流を手がける事業者から依頼を受け、業務画面と現場の設備をつなぐ統合システムを開発しました。

ゲートと計量設備を監視する内陸港の管制室

この事例の要点

課題
工程がばらばらで、申込から搬出までの状況が見えにくい
対応
顧客・現場・経営の画面を一つにし、計量やゲートとつないだ
狙い
顧客が自分で状況を確かめ、手戻りを減らし、データで早く判断できること

工程がばらばらで、貨物の状況が見えない

依頼主は、ベトナム・ランソン省の国境ゲートで、物流と貨物輸送のサービスを手がける事業者です。

内陸港の作業工程は個別に動いていて、申込から搬出入までの状況が、顧客からも社内からも見えにくくなっていました。配車の調整、ゲートでの確認、車両の計量、会計までが人手に頼っていたため、処理の速さと正確さが担当者によって変わっていました。

顧客は自分の画面で、申込から搬出までを追える

Rabilooは、顧客が使う画面、現場が使う画面、経営が見る画面を一つのシステムにまとめました。業務画面はWeb、モバイル、デスクトップの3種類です。

顧客は、申込票の作成から支払い、請求書の確認までを自分の画面で済ませられます。申込の状況、車両の入出庫、作業の完了、追加費用は通知で届きます。

申込の状況

車両がゲートを通過しました

車両 12C-345.67

  1. 申込受付08:40
  2. ゲート通過09:12
  3. 計量24.6t
  4. 荷役中
  5. 搬出
図1 顧客のアプリ。車両がゲートを通ると通知が届き、いまどの工程にあるかが分かる(画面構成のイメージ)

ゲートと計量の記録は、設備から自動で入る

現場では、計量設備、セキュリティゲート、監視カメラをシステムにつなぎました。計量票と車両の画像は計量システムから自動で取り込まれ、ゲートの通過記録も車両の画像と一緒に残ります。

本日の搬出入

車両ゲート計量状況

12C-345.6709:1224.6t荷役中

12H-081.2408:5518.2t搬出済

12C-219.0308:3126.0t搬出済

29C-774.16——待機中

図2 現場の業務画面。図1の車両は、ゲートの通過時刻と計量の結果が設備から自動で入る(画面構成のイメージ)

スタッフはヤードの状況とカメラの映像を見ながら車両と作業班を調整し、入出庫や荷役の状況をその場で更新します。集まった運用データは、経営向けのレポートにまとめられます。

設計で重視した点

この案件は運用開始後の数値を公開していないため、実装のときに置いた3つの狙いを記載しています。

顧客が自分で確かめられること。申込と管理の状況を、顧客自身が画面から確認できる状態にする。

人の手戻りを減らすこと。配車の調整、ゲート、計量、会計までを自動化する。

データで早く判断できること。集計とレポートを揃え、経営がすぐに判断できるようにする。

プロジェクト概要

依頼主
ベトナム・ランソン省の国境ゲートで物流・貨物輸送を手がける事業者
業界
物流
開発したもの
顧客・現場・経営向けの業務画面(Web・モバイル・デスクトップ)と設備連携
バックエンド
Node.js、PHP
フロントエンド
Vue.js+Nuxt.js
モバイル
Flutter
データベース
PostgreSQL
インフラ
社内ネットワーク環境での構築
連携設備
計量システム、セキュリティゲート、監視カメラ

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