株式会社018 × Rabiloo|プラットフォーム開発インタビュー
レビュー投稿業務を約40%効率化体験設計から立ち上げた口コミプラットフォーム「Monicam」構築事例
株式会社018は取材当時、化粧品や日用品のプロモーションを中心に、SNSやインフルエンサーを通じて口コミを生むサービスを自社で運営していました。その一つが、モニターキャンペーンで製品を体験したユーザーの声を集める「Monicam(モニキャン)」です。
Rabilooは、Monicamを体験の設計からゼロで開発しました。キャンペーンの募集から投稿の承認、報酬の付与、データの分析までを一つの流れにまとめ、手作業を前提とした運用と比べて、管理と集計の業務時間を約40%減らしました。サービスの仕組みと、Rabilooとの開発の進め方を、018の土屋さんに伺いました。
モニターキャンペーンで、口コミを生む
御社のサービスをご紹介ください。
土屋さん
業務内容としては、化粧品とか日用品のプロモーションを中心に、自社のサービスで口コミを作るような、SNSとかインフルエンサーマーケティングみたいなことが主な領域です。現状、MonicamとCastbookというサービスを自社で運営しています。
土屋さん
Monicamはモニターキャンペーンを通じて口コミを作るというのが、およそのサービスの内容です。今、会員が8,000名ぐらい登録しております。この商品が100名に当たります、この商品が300名に当たりますというキャンペーンを開催して、その8,000名の会員の中で、この商品が欲しいなと思った人が応募をするという仕組みになります。
土屋さん
応募して、システムの中で抽選をして、商品を当選者に配送して。商品をあげるだけで終わるのではなく、もらった人はそれが良かった商品であれば、SNSとか口コミサイトに発信する。それが企業にとっては「価値」になるという形ですね。
もう一つのCastbookは、フォロワーの多いインフルエンサーが企業から報酬を受け取ってプロモーションをするためのプラットフォームで、こちらもRabilooが開発しました。取材の時点で、約800名のインフルエンサーが登録していました。
インタビューの様子は、動画でもご覧いただけます。
口コミを集める場を、プラットフォームにする
なぜSNSマーケティングに目をつけたのですか。
土屋さん
例えば飲食店で言うと、日本で言うと「食べログ」とか、化粧品・日用品で言うと「アットコスメ」とか「LIPS」などの口コミメディアが当時からある程度あって、InstagramとかX(Twitter)を見てお店を選ぶとか、商品を買う。そういったものをプラットフォーム化して提供できたら非常に需要があると思っていたので、結構早い段階から着手ができて、今もサービスはおかげさまで成長できています。
ただ、信頼できる口コミを保つには、投稿内容の確認、SNSでの拡散状況の確認、報酬の付与といった事務作業が欠かせません。人手でこなす前提で始めれば、会員が増えたところで運営が回らなくなります。立ち上げの時点から、業務の自動化と標準化を組み込んでおく必要がありました。
募集から報酬までを、一つの流れにする
Rabilooは、Monicamを投稿サイトではなく、業務の基盤として設計しました。
- 一つの管理画面で回す キャンペーンの募集、抽選、レビューの投稿、運営の承認、データの分析までを分けずにつなぐ
- 報酬の付与を自動に デジタルギフトの交換システム(digico)とAPIでつなぎ、間違いの許されない作業を人の手から外す
- 拡張を見込んだ作り データが大量にたまる前提の構造にし、AIによる自動の検品や感情の分析も後から加えられるようにする
システムの中身と技術構成は、Monicamの開発事例で紹介しています。
できる、できないではなく、方法を一緒に探す
Rabilooと一緒に仕事をしてみて、どうでしたか。
土屋さん
SNSに関しては、やっぱり調べて、知識を一緒に探していくという状態で、そこの仕組みだったり、ロジック的な部分を、コミュニケーションを取りながらなんですけども。こっちがやりたいことに、できる・できないではなくて、できなかった場合は「こういう方法がある」っていうところを一緒に作っていただけるというところで、非常に助かりました。
できなかった場合は「こういう方法がある」というところを、一緒に作っていただける。
土屋さん
まず何かあったら報告したりするのがRabilooですし、こういうことをやろうと思うとか、こういうことに関して調べて欲しいとか、これどう思いますか、というところを一緒に作り上げる。
土屋さん
ちょっと細かいところに気づいてもらったりとか、私でもちょっと気づかなかった部分を指摘してもらったりだとか、ここに関してはこれで大丈夫ですか、という確認が入ったりとか。何が怖いかっていうと、意識がずれちゃうと、勝手に進んでしまったりとか、戻らなきゃいけないみたいな部分がやはり怖いので、そこに関しては非常に丁寧に進めてもらえているので、すごい助かってる部分ですね。
不安は、話してみて信頼に変わった
Rabilooのエンジニアの力は、いかがですか。
土屋さん
まずベトナムという国が非常に、真面目な人が多い。すごい親日ですし、非常に若い国なので。あとはエンジニアをされている方って、日本の理系よりもレベルが高いのを感じますし。
土屋さん
大丈夫かなっていう不安は僕もあったんですけど、実際にコミュニケーションを取っていくと、賢さだったり、優しさだったりとか、あとは「おもてなし」っていう文化も割と日本と似ている部分があるので、そこは非常に安心して、信頼することができました。
管理と集計の時間を、約40%減らす
手作業を前提とした運用と比べて、管理と集計にかかる業務時間は約40%減りました。投稿のデータは構造化されてすぐに蓄積されるため、マーケティングの分析への反映も早くなっています。
投稿の確認と報酬の付与が滞りなく回ることで、ユーザーとブランドの双方から信頼を得て、Monicamは取材の時点で約8,000名の会員を抱えるサービスになっていました。
製品を体験した人の声を確かめ、報酬を渡し、分析に活かす。Monicamは、その一連の流れを立ち上げの時点から一つの仕組みにまとめたことで、会員が増えても運営が回るサービスになりました。
本記事は、株式会社018 土屋さんのインタビュー動画(2024年11月公開)と開発時の資料を基に構成しています。発言、役職、会社概要は取材当時のものです。Monicamは2024年3月に株式会社018からバリューコマース株式会社へ事業譲渡され、MonicamとCastbookは2024年5月1日から同社が運営しています。
この事例の概要
会社概要
- 企業名
- 株式会社018(ゼロワンエイト)
- 事業内容
- 化粧品・日用品のプロモーション(SNS・インフルエンサー)
- サービス
- Monicam、Castbook(2024年5月からバリューコマースが運営)
- Monicamの会員
- 約8,000名(取材当時)
Rabilooが開発したもの(取材当時まで)
- 01口コミプラットフォーム「Monicam」会員が応募し、レビューを投稿する
- 02運営の管理画面募集から分析までを一つの画面で
- 03報酬の自動付与デジタルギフトの交換システム(digico)とAPIで連携
- 04プラットフォーム「Castbook」PRを担うインフルエンサーを管理
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