まず、株式会社トライハッチの
ー トライハッチ様の事業サービスについて簡単にご紹介いただけますか?
トライハッチ武藤さん:トライハッチはでいくつかの事業を展開していて、その中で主力となるのが「MEOチェキ」です。「MEOチェキ」は日本で1番導入実績があって、その他にもインスタグラムの分析ツールやSNSの運用代行などのサービスを展開しています。今後は、店舗を基盤とした開発だったりとか、集客の運用代行などのビジネスを拡大したいと思っています。
ー 海外リソースの活用を考えるようになったいきさつを教えていただけますか?
トライハッチ武藤さん:主力サービスであるMEOチェキに注力していたため、新しい事業のために、自社だけでエンジニアを抱えてビルディングしていくのは投資対効果も悪く、そんなときに(KIGEKIの)角元さんにクオンさん(Rabilooの社長)を紹介してもらって、間に入ってもらった、そんなタイミングでした。
日本でもどこの国でもそうですが、エンジニアはすごいピンキリで、日本では特にエンジニアの人件費が上がってきているの部分もあるので、そういった中で海外のリソースに目を向けるようになりました。
ー 案件を委託する場合、普段どうやってベンダーを探しますか?
KIGEKI角元さん:基本的に紹介とか昔からの知り合いとかからですね。いきなり営業なんかがきて決めるなんてことはほぼないです。
ー ベンダー選定において重視するものは何ですか?
KIGEKI角元さん:これまで何社とも取引して、成功したパターンと失敗したパターン、いくつかあるとは思うんですけど、やっぱり元気のある会社と一緒に仕事したいな、というのがあって。技術力とかそういうものよりも。
これは、実際に働いてみないとわからない。
それでクオンさんの会社(Rabiloo)がまだ小さかった時から知ってて、Rabilooには若い人がたくさんいて、元気で、それでずっと一緒に仕事してきました。もちろん技術力のところである程度のレベルは必要なんですけど、それよりもどっちかっていうと、会社の理念だったりとか、空気感とかそういうところに魅力を感じたら一緒に仕事したいなと思います。
オフショア開発を導入することについて
ー 「オフショア開発」というワードは、日本ではもうすっかり定着していますか?
KIGEKI角元さん:もちろん知っています。毎日のようにオフショア企業から営業の連絡がきます。
ー ベトナムからの営業が多いでしょうか?
営業の連絡がくるのはやっぱりベトナムからが多いです。ベトナム、カンボジア、前はシンガポールとか、マレーシアとか。中国からの営業はないです。
ー ベトナムオフショアを導入することに抵抗はありましたか?
トライハッチ武藤さん:ないっすね(笑)
KIGEKI角元さん:まあ、時差、少しは気になりますけど、ベトナムは2時間なんでなんとできる範囲かなと
ー Rabilooと実際にプロジェクトを進めてみていかがでしたか?
KIGEKI角元さん:トライハッチさんから依頼があった時、選択肢はいくつかあったんですが、期待を裏切らないという意味ではRabilooさんでしたね。
あと、旧正月みたいに日本では休みじゃないのにベトナムで長期休暇があるような時もちゃんと連絡くれて、何日から何日まで休みですって細かい連絡にも気を遣ってくれている。
トライハッチ武藤さん:ベトナムの、異国の地の方々に任せるのを想定していた中では、思ったよりはやりやすかったかもしれません。
Rabilooさん、やっぱり人がいいですよね。仕事で技術力とかももちろん大事なんですけど、その前に「人と人」なんで、波長が合うかとか、一緒に仕事してて、ストレス感じないとか大事だと思います。
KIGEKI角元さん:リソースの提供の部分では助かっています。今忙しいので無理です、と言われたことがない。日本のベンダーではそういうことが多いので。