株式会社韋駄天 × Rabiloo|EC構築インタビュー
うつわ専門ECを4ヶ月で立ち上げる韋駄天とRabilooが作った、作家と買い手が出会う場
株式会社韋駄天は、社会貢献を深く意識するサステナブル志向の企業です。「社会の“あったらいいな”」を実現するという理念のもと、世の中にありそうでないニッチなWebサービスを次々と形にしてきました。
今回Rabilooは、陶磁器、漆器、ガラス作品をオンラインで販売する韋駄天の新サービス「Utsuwa うつわ」を担当する、高橋さんと山﨑さんにお会いし、「テクノロジーを使って日本の文化を継承する」というコンセプトについてお話を伺いました。
韋駄天の「独創的」なビジネスモデル
株式会社韋駄天は2008年にトータルWebサービス会社として営業をスタートしています。安定的かつ急速な発展を遂げ、現在では、Webメディア運営事業とWebサイト構築サービスの2本柱で事業を展開しています。
韋駄天は、世の中にありそうでない、ニッチな「独創的なビジネスモデル」をスローガンとし、Webサービスを展開しています。「社会の“あったらいいな”」を実現するのが、社長の田元氏の願いです。
このモットーは、韋駄天が運営する4つのWebメディアの中でも、はっきり表現されています。
- 日本橋アート アート作品を扱うWebメディア
- 日本橋アート Utsuwa 今回開発した、うつわ専門のEC
- Mr.Beauty 美容分野のWebメディア
- 弁護士ねっと 法律分野のWebメディア
テクノロジーの力を借りて日本の文化を継承し、出会いの場を作る
2023年より新規展開する「NA-utsuwa うつわ」は、「日本文化の継承」をコンセプトにした「日本橋Art.jp」の姉妹サイトとなるメディアです。陶磁器、ガラス、漆塗りなど、一つ一つこだわりぬいた作品を紹介・販売する「うつわ」専門のECサイトで、今回、Rabilooが依頼を受けて開発しました。
韋駄天のメディアサイト運営を担当する山﨑さんによると、「うつわ」に掲載されている商品は全て、スーパーや商店など、どこにでもあるようなありふれたものではなく、職人の手による緻密で精巧な加工が施された、文化性・芸術性の高いものだといいます。
せっかく素晴らしい作品を作っても、世の中ではほとんど知られていない。そんな作家さんたちが埋もれてしまわないように。
担当者の高橋さんによると、美術業界、特にアーティストの方は一般的にITリテラシーが低く、ネットで発信することに疎い傾向があるといいます。
韋駄天が見ていたのは、作品が売れないという問題だけではありませんでした。作り手の側には後継者がおらず、販路も限られている。作品を人の目に触れさせる機会そのものが足りていない、という状態です。彼らが世の中に出るお手伝いができたら。その思いから「NA-utsuwa うつわ」は誕生しました。
優れたテクノロジーとは、それを必要とする人々に価値を生み出すテクノロジーである
韋駄天の新規サービス事業開発を担当する高橋さんが、Webメディアを評価する基準はシンプルです。
例えば、「NA-utsuwa うつわ」のサイトでは、作品を作って売りたいアーティストと、商品を買いたい購入者の2つの層をターゲットにしています。
- 作家層 後継者の不在と、販路の狭さ。作品を発表する機会そのものが足りていない
- 購入者層 自分が本当に欲しいこだわりのアイテムを、簡単に探せる場を求めている
良いWebメディアとは、こちらが求めていることができるかどうか、成果が出るかどうかが全てだ。
「NA-utsuwa うつわ」は、展覧会の開催スペースを提供し作家のインタビューを掲載することで、「作品のこだわりを伝え」「作家の知名度をあげる」という2つのニーズをうまく満たしています。同時に韋駄天が厳選した商品を紹介する場ともなり、普段の買い物では見つけられない、こだわりの作品をユーザーに届けることができます。
「NA-utsuwa うつわ」を立ち上げてから、思わぬ成果が出たと、山﨑さんは語ってくれました。立ち上げ後の1ヶ月ほどはサイトを育てる期間になるだろう、しばらくは売れないだろう。韋駄天ではそう見込んでいたといいます。実際には公開直後から売り上げが立ち、数万円する高額な作品も動いていきました。販売開始から1週間で、34作品が買い手の元へ届いています。
Rabilooは「社会のあったらいいな」を創出するプロジェクトに同行する
「NA-utsuwa うつわ」はRabilooが製作したWebメディアで、プロジェクト立ち上げからわずか4ヶ月で完成し、現在は保守・運用サポートのフェーズにあります。
高橋さんは、プロジェクトの印象をこう語ってくださいました。
Rabilooが打ち出した時間的な効率が、他社と比べてダントツでインパクトがあった。
今後他のメディアについても、Rabilooにサポートを依頼する必要が出てくるだろうとのことです。運用中の他のメディアが抱える当面の課題は、表示速度の改善とブラッシュアップだそうです。
韋駄天は、今後も「社会のあったらいいな」を実現するプロジェクトにおいて、Rabilooとパートナーシップを続けたいとの意向を示しています。
ITに不慣れなために作品が世に知られないままだった作家と、本当に欲しい一点に出会えなかった購入者。「NA-utsuwa うつわ」は、その両方の「あったらいいな」を、うつわ専門のECという形で結びつけました。立ち上げから4ヶ月でのリリース、そして販売開始1週間で34作品という数字の背景には、コンセプトを共有した上でスピードを出せる開発パートナーの存在がありました。
本記事は株式会社韋駄天へのインタビューを基に構成しています。
この事例の概要
会社概要
- 企業名
- 株式会社韋駄天
- 代表者
- 田元氏
- 設立
- 2008年
- 事業内容
- Webメディア運営事業/Webサイト構築サービスの2本柱
- 運営メディア
- 日本橋アート、日本橋アート Utsuwa、Mr.Beauty、弁護士ねっと
Rabilooが開発したもの(2023年から現在まで)
- 01うつわ専門ECサイト陶磁器・ガラス・漆塗りの作品を紹介・販売
- 02作家インタビュー掲載一点ずつの「こだわり」を言葉で伝える
- 03展覧会の開催スペース作家の知名度を上げる発表の場
- 04保守・運用サポート公開後も継続して改善に伴走
近い進め方から
自社の範囲を決める
現在の業務や既存システムの状況を伺い、どこから着手できるかを整理してご案内します。要件が固まっていない段階でも構いません。
-
01
近い事例業界名だけでなく、対象業務や運用課題から確認
-
02
最初の範囲既存システムとの連携も含め、着手できる単位を整理
-
03
継続開発本番導入後の改善や開発体制までご案内