レビュー投稿業務を約40%効率化|体験設計から立ち上げた口コミプラットフォーム「Monicam」構築事例
2025/09/11
2026/02/03
「信頼できる口コミを、いかにゼロから生み出し、仕組み化するか」
マーケティングソリューションを展開する018社は、従来の広告施策では届かない「消費者のリアルな声」を集約する、新たなプラットフォームの構築を計画していました。
Rabiloo(ラビロー)はこの構想を実現するため、製品体験からレビュー投稿、その後のデータ活用までを「分断のない一つの業務フロー」として設計し、プラットフォーム「Monicam(モニキャン)」を完全スクラッチで開発。
その結果、サービス立ち上げ時から効率的な運営体制を構築し、レビュー収集・管理業務の工数を想定より約40%削減。スピーディなマーケティング施策の展開を可能にしました。
対象業務:新規口コミプラットフォーム「Monicam」の立ち上げおよび運営・分析業務
主な課題:信頼性の高い口コミを継続的に生み出し、かつ低コストで運営できる「仕組み」の構築
施策:体験設計を起点に、投稿・運営・分析を一気通貫で管理できるシステムをゼロから構築
成果:【運営業務時間を約40%削減】、想定ユーザー約8,000名規模の安定運用を実現
クライアントの背景
株式会社Zero One Eight(018)は、ブランドと消費者を直接つなぐ「体験型マーケティング」の可能性に着目していました。デジタル化が進む中で、消費者が広告よりも「実体験に基づくレビュー」を重視する傾向を捉え、その価値を最大化させる独自のプラットフォーム開発を模索されていました。
そこで企画されたのが、実際に製品を体験したユーザーだけが声を届ける「Monicam」です。単なるWEBサイトの制作ではなく、ブランドのファンを育てるための「継続的なマーケティング基盤」としての立ち上げが求められていました。
課題
Monicamの構想段階において、最大の懸念は「サービスが成長した際の運営負荷」でした。
信頼性の高い口コミを担保するためには、投稿内容の検品やSNS拡散状況の確認、報酬の付与といった膨大な事務作業が発生します。
これらを人手に頼った「力技」でスタートしては、ユーザー数が増えた瞬間にビジネスが破綻してしまいます。立ち上げの瞬間から、将来のスケールを見据えた「業務の自動化・標準化が組み込まれた設計」が不可欠でした。
ソリューション:業務とシステムを一本化する「体験設計」
Rabilooは、Monicamを単なる「投稿サイト」ではなく「業務基盤」として設計しました。
一気通貫の業務フロー: キャンペーンの募集から、ユーザーのレビュー投稿、管理側の承認、そしてデータ分析までを分断させず、一つのダッシュボードで完結させました。
報酬管理の自動化: デジタルギフト交換システム(digico)とAPI連携。手作業が発生しやすくミスの許されない報酬付与を自動化し、事務局の負担を大幅に軽減しました。
将来を見据えた拡張設計: 大量データの蓄積を前提とした構造を採用。将来的なAIによる自動検品や、より高度な感情分析をスムーズに導入可能なアーキテクチャで構築しました。
結果
想定運営工数の削減: 手作業を前提とした運用と比較し、管理・集計にかかる業務時間を約40%削減。
スピーディなデータ活用: 投稿データが即座に構造化されて蓄積されるため、マーケティング分析への反映が迅速化。
コミュニティの健全な成長: 適切な検品とスムーズな報酬付与により、ユーザーとブランド双方の信頼を獲得し、8,000名規模の基盤を確立。
もっとも大きな成果は、キャンペーン運営における「人依存」の脱却です。
システムが自動でレビュー投稿を検知し、報酬までを紐付けることで、管理者はデータの分析や次の施策立案といった付加価値の高い業務に専念できるようになりました。
まとめ
本事例の本質は、新しいプラットフォームを作ったことだけではありません。「信頼できるレビューが自然に生まれ、かつ効率的に運用し続けられる業務構造」をゼロから設計した点にあります。
Monicamは、体験設計・システム・運営を三位一体で捉えることで、立ち上げ直後から成長に耐えうる強固なマーケティング基盤として歩み始めました。
技術スタック・開発体制
■ 技術スタック
バックエンド: PHP / Laravel
フロントエンド: Vue.js
データベース: MySQL
インフラ: クラウドアーキテクチャ
外部連携: デジタルギフトAPI(digico)
■ 開発体制
プロジェクトマネージャー
バックエンドエンジニア
フロントエンドエンジニア
インフラエンジニア
注記 ※本事例で紹介しているプロダクト「Monicam(モニキャン)」は、2024年3月に株式会社018からバリューコマース株式会社へ事業譲渡され、2024年5月以降は同社により運営されています。
既存業務のデジタル化や、コミュニティプラットフォームの構築をご検討中の方は、Rabilooへお気軽にご相談ください。
貴社の課題に合わせた最適な解決策を、技術と業務設計の両面からご提案します。
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