8年越しの夢が実現!ほねごりグループご一行をラビローハノイオフィスにお迎えしました
2025/11/24
2025/11/28
2025年11月18日から21日までの4日間、Rabiloo(ラビロー)創業当初からの大切なパートナーである株式会社ほねごりの阿部公太郎社長、幹部の前島大輔様をベトナム・ハノイ本社オフィスに初めてお迎えしました。「8年越しの夢が叶った」—そう言っても過言ではないこの訪問は、Rabilooにとって特別な意味を持つ4日間となりました。
街の小さな整骨院から年商90億円へーRabilooが裏で支えたDX
2013年、阿部社長が2名でスタートさせたほねごりグループ。当時はまだ小さな整骨院でしたが、「痛みに苦しむ人を救う」という明確なビジョンのもと、急成長を遂げていきました。
2017年、わずか4期で10億円を突破した売上は、2025年には約90億円へ。従業員数も900名を超え、関東でトップクラスの整骨院グループへと成長しました。そしてその成長の裏側で支えてきたのが、Rabilooが一貫して提供してきたDX支援です。
Rabilooが支えた技術基盤
8年間でRabilooが開発・保守してきたシステムは多岐にわたります:
デジタルサイネージシステム:各院の情報発信を効率化
予約システム:顧客体験の向上と業務効率化を実現
公式アプリ(iOS・Android):患者との接点を強化
メディカルクラーク売上連携システム:スプレッド管理を含む会計業務の自動化
姿勢撮影システム「ほねごりスキャン」:診断の質を向上
チャットボットシステム:24時間対応を可能に
院別売上システム:共通基盤で経営の可視化
顧客管理システム:回数券管理など細やかな顧客対応
ウィルメイトアプリ&Webシステム「大将軍いいね!」:人財育成を加速
これらのシステムは単なる「開発案件」ではありません。ほねごりグループの成長戦略そのものを技術で支え、共に進化させてきた証です。
11月19日:80名の社員が参加した「ほねごりトークショー」
オフィスでのハイライトは、11月19日に開催された社員向けトークセミナーでした。約80名のRabilooメンバーが参加し、3名のゲストスピーカーからの貴重なメッセージに真剣に耳を傾けました。
阿部社長:「夢が道をつくり、行動が結果をつくり、心が未来をつくる」
20歳で経営者になると決意し、22歳で人生設計を紙に書いた阿部社長。その紙に書いた夢が、一つずつ現実になってきたと言います。
「人は描いた夢以上にはならない」
阿部社長が繰り返し強調されたのは、「大きく夢を描くことの大切さ」でした。2013年、2名でスタートした1号店は1年で5名に成長し、2025年には従業員900名、年商90億円の大企業に。この成長は、最初に大きな夢を描いたからこそ実現できたのです。
アインシュタインが教えてくれた「体験=最速の学び」
阿部社長が最も尊敬する人物はアルベルト・アインシュタイン。トークセミナーでは、アインシュタインの言葉を引用しながら、「体験こそが最速の学び」という哲学を力強く語られました。
「自分を学ぶためには、自分で体験する以上によい方法はない」 「学べば学ぶほど、自分がこれほど何も知らないかを認識させられる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる」
阿部社長が示された学びのサイクルは、五感すべてを使うこと。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚—すべての感覚を通じて体験することで、本当の学びが生まれる。頭で理解するだけでなく、身体全体で感じ、経験することの重要性が強調されました。
インプットよりもアウトプット(行動)
フィードバックで学習を深める
「作業者」から「パートナー」へ—クライアントの気持ちを理解する
すべての答えは現場にある
体験が最速の学び
変化なくして成長なし
自己原因理論—自己責任が自己成長につながる
「ほねごりとRabilooが共に成長し、ベトナムNo.1のIT企業を目指しましょう」—阿部社長の言葉は、私たちの心に火をつけました。
前島さん:「幹部が会社を育てる」
創業社長ではなく、自立した幹部として成長してきた前島さん。「何もない持たざる田舎者」だった20代から、「関わる人」と「身を置く環境」によって自分を変えてきた経験を共有してくださいました。
考え方がすべて
「大切なのは『何を見たか、何を聞いたか』ではなく『何を行動するか』です」
前島さんが語る幹部の役割は明確でした:
社長の「OS(考え方)」を理解する
社長と同じ価値観と判断基準を持つ
社長に時間、金、正しい情報をプレゼントする
社長だったらどう考えるかを常に考える
前島流人財育成の5段階
自分ができる
できる人を育成できる
誰でもできる仕組みや環境を作れる
できる人を育成できる人を作れる
誰でもできる仕組みや環境を作れる人を作れる
「人の10倍行動すると、5倍失敗するが、2倍の成果が出る。ビジネスは自分次第でどこまでも行ける。成長には終わりがない」—この言葉は、特にシニアエンジニア、プロジェクトマネージャーたちの背中を押してくれました。
質疑応答も活発に—真剣に学ぶRabilooメンバー
トーク後の質疑応答セッションでは、多くの社員から積極的に質問が飛び交いました。日本のクライアントとの仕事の進め方、品質管理の具体的な方法、キャリアアップの秘訣など、実践的な質問に対して、3名の登壇者が丁寧に答えてくださいました。
約2時間半にわたるセミナーでしたが、誰一人席を立つことなく、最後まで真剣に耳を傾けるメンバーの姿勢に、ゲストの皆様も感銘を受けられていました。
4日間の実り多い交流
トークセミナーだけでなく、4日間を通じて様々な活動を共にしました:
オフィスツアー:Rabilooの開発現場を視察
チームメンバーとの食事会:開発チームとの親睦を深める
営業チームとのディナー:今後のビジネス展開について議論
ハノイ観光:ベトナムの文化と魅力を体験
「体験こそが最速の学び」を実践された阿部社長
特に印象的だったのは、食事会でベトナム独特の乾杯の文化や、お互いの理解が深まっていく瞬間でした。
食事会では、阿部社長がセミナーで語られた「体験=最速の学び」を文字通り実践される場面がありました。ベトナムの独特な料理「チュンビッロン」(孵化しかけのアヒルの卵)が出された時、多くの外国人が躊躇するこの料理に、阿部社長は迷わず挑戦。「美味しい!」と笑顔で言われた姿に、私たちは改めて、「さすが!」と感心しました。
8年間、主にオンラインでコミュニケーションを取ってきた私たちにとって、直接顔を合わせて話す時間は何物にも代えがたい価値がありました。
「作業者」から「戦略的ITパートナー」へ
今回のほねごり様の訪問は、Rabilooにとっても大きな転換点となりました。
従来の「オフショア開発ベンダー」という位置づけから、「DX・AXを推進する戦略的ITパートナー」への進化。それは、セミナーで語られた「作業者からパートナーへ」という言葉と重なります。
ほねごり様との8年間の協業は、私たちに多くのことを教えてくれました:
クライアントのビジネスを深く理解すること
技術で何を実現できるかを常に考えること
長期的な視点で関係を築くこと
品質への妥協のない姿勢
そして何より、お互いの成長を喜び合えるパートナーシップの価値
感謝、そしてこれからも
阿部社長、前島様—そしてほねごりグループの皆様。今回の訪問を通じて、私たちは改めて、皆様との絆の深さを実感しました。
スタートアップから年商90億円企業へ。その成長の一端を技術で支えることができたことを、Rabiloo一同、誇りに思います。
「みなさまのおかげでRabilooもこんなに大きく成長できました」—これは私たちの本心です。
そして今回、4日間の視察を無事に終え、お互いにさらなる成長を誓い合うことができました。
ほねごりグループとRabilooは、ここから更に大きく飛躍します。
これからも、DX・AXのパートナーとして、お互いの成長を支え合い、日本とベトナム、両国のNo.1企業を目指して邁進していきます。
今回のような長期的な信頼関係を、これから出会う全てのクライアント様とも築いていきたい—そんな想いを新たにした4日間でした。
ほねごりグループの皆様、本当にありがとうございました!
Rabilooは、日本企業のDX・AX推進パートナーとして、技術力と信頼関係を大切にしています。長期的なビジネス成長を共に実現するパートナーをお探しの企業様、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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