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アプリをストアへ申請する方法と手順をくわしく解説

2024/10/21
2021/10/27
アプリをストアへ申請する方法と手順をくわしく解説

アプリのストア申請は、アプリ開発プロセスの最終工程です。これができて初めて、完成したアプリを大勢のユーザーにアプローチできます。

ストアでリリースされているアプリは、安心して端末にインストールできます。なぜならストアでリリースされるアプリはすべて、厳正な審査をクリアしなければならないからです。

開発者にとって課題となるのは以下の点です。

  • アプリをストアに申請する方法
  • アプリが通過しなければならない必要な審査手順

この記事では、アプリを審査に出すために必要な情報を入力し、ストアでリリースする方法をご紹介します。

ここをクリアできると、アプリは現在の2大のアプリストアであるGoogle Play(Android OS)とApp Store(iOS)で利用できるようになります。

Google playにストア申請する手順

Android OS用のアプリはGoogle playはでリリースします。Google play consoleは開発者がアプリを管理してGoogle playに公開する中心的なプラットフォームです。

アプリをGooglePlayに登録するために必要な情報を入力する手順は以下の通りです。

ステップ 1

https://play.google.com/consoleにアクセスしてログインします。デベロッパーアカウントをお持ちでない場合は、アカウント登録ページに移動します。

アカウントを作成するには1回きりの登録料25ドルが必要になります。

ステップ 2

Google Play Console

ストアへリリースするアプリはまだバージョンがない場合、[アプリ作成]を選択します。

次に、[アプリの詳細]セクションで、下の情報をすべて入力します。

  • アプリ名:Google Playで表示されるアプリの名前です。この名前は短くする必要があり、価格、ランク、アイコン、絵文字は含めません。
  • デフォルト言語:アプリケーションのデフォルト言語を選択します。
  • アプリまたはゲーム:オプションは「アプリ」か「ゲーム」で、これは後で変更できます。
  • 料金の有無:「無料」または「有料」のアプリオプションを選択します。これも後で変更することができます。

次に、利用規約に同意して、アプリをストアにプッシュできるようにします。

「アプリ作成」ボタンを選択して、アプリを作成します。

ステップ 3

ストアへリリースするアプリを選択し、[リリース]メニューで[プロダクション]を選択します。

リリースにはいくつかの種類があり、用途も異なります。

  • アルファ版:最新バージョンを迅速にテストするために使用され、Googleのレビューステップを経ることなく、少数のユーザーに配布するのに役立ちます。 ユーザーには、アプリがそのレビュープロセスを経ていないという警告が表示されます。 アルファ版は内部テストに適しています。
  • ベータ版:Googleのレビュープロセスを経た後、限られたユーザーに配布されます。通常は組織外の人々に配布されます。 審査を終えたので、自由に公開することができます。

 

次に、右にある[新しいリリースの作成] / [リリースの編集]を選択します。

 

ここでアプリのaab /apkファイルをアップロードします。

aabファイル(Android App Bundle) はAndroidアプリケーションのプログラムコード全体を含むファイルです。

一方、apk(Android Application Package)はAndroidデバイスにインストールするための最終的なパッケージ形式ですが、aabはapkと比べると、サイズが小さく、アプリの保護及びアップデートが適切で、apkより開発が容易です。

そのため、2021年8月からGoogleはapkではなく、aabファイルのみをアップロードするように要求しています。

 

次に、以下の情報を入力します。

  • リリース名:リリースの名前はGoogle Playに表示されません。デフォルトはアップロードされたバンドル名になります。
  • リリースノート:今回のリリースの変更点を記したもので、GooglePlayに表示されます。

 

以下の通りに、開発者情報を入力します。

  • 開発者名:開発者名は50文字以内で、特殊文字は使用できません。
  • 物理的な住所:連絡先となる開発者の住所です。
  • プロモーションテキスト:開発者ページの上部に一部の広告が表示されます。
  • Webサイトアドレス:開発者のWebアドレス

 

アプリケーションのプライバシーを記入します。ウェブサイトのリンクは、アプリケーションのプライバシーを使用する権利を含んでいます。 

次に、[保存]してから[リリースの確認]を選択します。

ステップ 4

以下の情報を入力します。

  • ロールアウトパーセンテージ:展開するデバイスの割合を選択し、本リリースにアクセス可能なデバイスを選択します。通常、100%を選択します。
  • 国 / 地域:公開する国/地域を選択します。

ステップ 5

本番環境への展開を開始するオプションを選択し、アプリをGooglePlayにリリースするための情報を入力する手順を完了します。

App Storeにアプリを申請する手順

iPhoneやiPadのアプリは、App Storeでリリースします。App Store connectは App storeでアプリを管理・公開するためのページです。

アプリを App Storeへリリースするための情報を入力する手順は以下の通りです。

ステップ 1

https://appstoreconnect.apple.comにアクセスしてログインします。開発者アカウントをお持ちでない場合は、アカウント登録ページに移動します。

アカウントを作成・管理するには1年ごとに99ドルかかります。

ステップ 2 

まだアプリをお持ちでない場合は、[マイアプリ]を選択してから、[新しいアプリ]を選択します。

ここで情報を記入してください

  • プラットフォーム: アプリケーションを実行するプラットフォーム
  • 名前: アプリケーション名、30文字以内、特殊文字を除く
  • 第一言語:アプリケーションの主要言語
  • バンドルID:apkのIDで、XCodeのバンドルIDと一致する必要があります
  • SKU:Stock-Keeping Unitの略で、アプリをリリースするときにApp Storeが管理するためのID単位です。アプリごとに個別のフィールドであるため、バンドルIDがよく使用されます。
  • ユーザーアクセス:App Store内のユーザーへのアクセス権

[作成]を選択して、アプリケーションの作成を進めます。

ステップ 3 

必要な情報を入力します。

[アプリ情報]を選択してから、[アプリケーションカテゴリ]を選択します。

アプリをリリースするためのバージョンを選択します。

プレビューやアプリのスクリーンショットとしてRGBカラーのJPG / PNG形式の画像を選択します。

  • プロモーションテキスト: アップデートを提出することなく、App Store の訪問者に現在の App の機能について通知することができる
  • キーワード: ユーザーがアプリを見つけられるように、使用されるキーワード
  • 説明:アプリの説明
  • サポートURL:アプリの詳細についてのサポートリンク
  • マーケティングURL:アプリケーションマーケティング情報リンク
  • バージョン: アプリケーションのバージョン
  • コピーライト: 著作権で、通常は個人または組織の名前、アプリケーションを所有する会社
  • ルーティングアプリカバレッジファイル:アプリがサポートされている領域

 

App Storeがアプリを審査するための情報

  • サインの必要性:アプリがログインを必要とするかどうか、必要な場合はユーザー名とパスワードを入力します。
  • 連絡先情報:アプリを審査する際に問題が生じた場合、App Storeが連絡をとるためです。
  • ノート:  App Storeのレビューをする際に、アプリの詳細情報を記載する。
  • 添付ファイル:デモビデオ、申請書類などの添付ファイル

 

フォーマットとリリース時期を選択します。 

  • Manually release this version: 審査の後で手動でリリース時間を選択します
  • Automatically release this version: 審査の後すぐに自動的にリリースします
  • Automatically release this version after App Review, no earlier than: 審査の後で、選択した時間よりも早くリリースします。

ステップ 4 

「審査のために提出」を選択します。

まとめ

本記事では、AndroidとiOSの2つのプラットフォームのストアへアプリをリリースする手順を紹介しました。この記事がアプリ開発のお役に立てば幸いです。

弊社Rabiloo(ラビロー)は小売業界のアプリ開発において豊富な経験を持っております。

アプリ開発のリソースが足りない、自社で抱えきれない小規模案件を依頼したい、という課題をお持ちの企業様、ぜひ弊社までご相談ください。

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Kakimoto Kota
Rabilooのオウンドメディアで制作ディレクターを担当。日越翻訳、記事、動画、SNS、コンテンツの戦略立案から制作まで行う。2015年よりベトナム・ハノイ在住
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