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私たちは普段当たり前のようにスマホの「アプリ」を使っています。
でも、スマホの使い方がよくわからない人に「アプリとは何か?」を説明しなければならないとしたら、意外と困ってしまいますね。
そこで、この記事は、あらためて「アプリとは何か」、お年寄りにもわかるように噛み砕いて説明したいと思います。
また、アプリの種類やメリット、アプリを使用する際の注意点など、アプリに関する基本知識の整理にぜひご活用ください。
Rabiloo(ラビロー)はアプリ開発企業です。小売業・医療・教育の分野の課題を解決するアプリ制作を、提案から開発、運用までワンストップでサポートします。アプリ開発に関するご相談はなんでもお寄せください。
わたしたちがイメージするいわゆる「アプリ」とは、アプリケーションソフトウェア(application software)のことです。
アプリとは簡単に言うと、スマートフォンで特定の機能を実行させるために作られたソフトウェアのことです。例えば「写真を撮る」「地図を調べる」「音楽を聞く」「メールを送る」といった作業を実行します。
スマートフォンの画面に小さな四角の絵(アイコン)がたくさん表示されていますが、その一つ一つが「アプリ」です。アイコンを指で押すと、アプリが起動します。
アプリの語源は、英語のapplication で、「〜を適用すること、応用すること」という意味があります。
スマートフォンは、端末だけでは動きません。スマートフォンにはOS(オペレーティングシステム)という基本ソフトが入っていて、アプリ(応用ソフト)を入れることで、さまざまな機能の実行が可能になります。
アプリは、英語の“application”を短縮して「app」と表記されます。
※パソコンのOSには「Windows」や「Mac OS」、スマートフォンのOSには、iPhoneを動かす「 iOS」やその他の端末を動かす「Android(アンドロイド)」などがあります。
関連記事:▶︎【素朴な疑問】アプリケーションとソフトウェアの違いって?
スマホ(スマートフォン)は大きく分けて、 Apple社が開発した、iOS(アイオーエス)というOS(基本ソフト)で動かすiPhoneと、Google社が開発したAndroid(アンドロイド)というOSで動かす、iPhone以外の端末に分けられます。
スマホには元々インストールされているメールやカメラなどの基本アプリがありますが、自分のやりたいことに応じて、専用のアプリをダウンロードして自分のスマホに好きな機能を追加できます。
ダウンロードとは、インターネットを介して、ネットワーク上にあるアプリのファイルを、スマホやパソコンにコピーして保存するという意味です。
ファイルをダウンロードしただけではアプリは使えません。ダウンロードして端末に保存したアプリのデータを読み込んでスマホで使えるようにする必要があります。アプリを端末で使えるようにする作業を「インストールする」と言います。
以前は、パソコンにCDやDVDなどに保存されたデータをパソコンに「インストール」していましたが、今ではインターネットでダウンロードしてインストールするのが一般的になりました。
iPhoneの場合、「app store」という青色のアイコンを押すと、アプリのストアに行けます。Androidのスマホからは、「Play ストア」でアプリが取得できます。
アプリには無料のものと、有料のものがあります。
無料でダウンロードできるのがほとんどですが、「アプリ内課金」といって、ダウンロードした後に有料プランに切り替えるものもあるので注意が必要です。
「アプリ」とひとことに言ってもさまざまな種類のアプリが存在します。
ここで、主なアプリの種類を3つ紹介します。
スマートフォンアプリ(スマホアプリ)
webアプリ
パソコンアプリ
の3種類です。
スマホアプリとは、スマートフォンにダウンロードして使うアプリケーションソフトウェアのことです。スマートフォン端末上にインストールして使います。
ネット環境がなくても利用できるアプリもあります。
webアプリとは、インターネットのブラウザ(Webサイトを見るためのソフト)上で動作するアプリケーションです。
例えば、G-mailやYouTube、Facebookなどのアプリはブラウザソフトからも利用することができます。
インターネットができればすぐに使え、端末にアプリをインストールする必要がありません。
ネット環境があれば、どの端末からでも利用できます。
パソコンアプリは、以前は「ソフトウェア」「ソフト」と呼ばれていましたが、最近では単に「アプリ」と呼ばれることが多くなりました。
「ソフトウェア」という用語には、WindowsやMac OSなどの基本ソフトウェア(OS)も含まれますが、アプリはOS上で動くソフトウェアに限定して用いられます。
アプリは細かい用途に分けて、機能が設計されています。
以下はよく使うアプリの例です。
メールアプリ
SNSアプリ
カメラ・写真アプリ
ニュースアプリ
音楽アプリ
お天気アプリ
動画アプリ
日本でよく使われてるスマホアプリには、LINE、Facebook、InstagramなどのSNSアプリ、Youtubeなどの動画アプリ、iOSやAndroidに初期搭載されている、カメラアプリや写真アプリなどがあります。
また、よく利用する店舗のポイントアプリなども使う機会が増えてきました。
スマートフォンでインターネットが見られるのだから、わざわざアプリを作成する意味があるのだろうかと思われるかもしれません。ここで、アプリとWebサイトの違いについて少し考えてみましょう。
Webサイトは、ページを閲覧したり、表示させたりすることが主な目的ですが、アプリは、「動画を見る」「計算をする」「写真を撮る」「現在地のお天気をすぐに表示させる」「地図を調べる」などの特定の機能に特化して設計されています。
アプリは端末にインストールしなければ使えません。しかしWebアプリは、端末にインストールしなくても使えます。ただし、インターネット環境が必要になります。
では、アプリを使うメリットは何でしょうか。
以下のメリットが考えられます。
すぐ使える
ネット環境がなくても使えるものもある
アップデートで改良される
アプリを端末にインストールするメリットはすぐにアクセスできるという点です。
webアプリなら、一旦Webサイトを開いて、そこから目的のアプリにアクセスしなければなりません。
しかし、アプリをインストールしていれば、アプリのアイコンを押すだけですぐに目的の作業を行うことができます。
例えば、暇つぶしに何か動画を見たい時は、Webサイトから検索して動画を見るより、Youtubeのアプリを起動させる方が圧倒的に早くて便利です。
アプリの種類によりますが、オフライン(インターネット環境がない)でも利用できるものがあります。
ネット環境があるときに、アプリに必要な情報をまとめてダウンロードしておくことで、インターネットに繋がなくても利用できるアプリもあります。
アプリは、定期的にバージョンアップされ、不具合の修正や新機能の追加などのアップデートを受けることができます。
また、OS(スマートフォンの基本ソフト)が新しくなっても、対応できるようにすぐにアップデートが公開されますので、安心して利用できます。
アプリをダウンロードする前に、アプリの評判やレビューを読むことをお勧めします。
中には、詐欺に近いような悪質なアプリも紛れ込んでいるため、ダウンロードの前には注意が必要です。
個人で開発されたような無料アプリには、セキュリティ上の危険も潜んでいることもあります。ダウンロードする際は、アプリの製造元が信頼できる企業のものか調べましょう。
また、無料でダウンロードできるものの、巧みに有料プランへ誘導される悪質なアプリもあるので注意が必要です。
ダウンロードするときには、スマートフォンに詳しい若い人に見てもらって安全を確認するようにしてください。
この記事では、今さら聞きにくい「アプリって何?」というテーマで記事をお届けしました。
アプリとは、「アプリケーション・ソフトウェア」のことで、特定の機能に特化した専用のソフトウェアのことです。
スマホアプリ以外にもwebアプリやパソコンアプリも広く利用されています。
アプリは自分たちの会社で作ることも可能です。
弊社Rabiloo(ラビロー)は、アプリ制作会社です。
自社の業務を効率化するための社員向けのアプリ、集客をアップさせるための店舗オリジナル公式アプリなど、御社のご要望、予算に合わせて開発を承ります。
中小やスタートアップ企業様からもたくさんのご依頼を受け、長くお付き合いさせていただいております。ぜひお気軽にご相談ください。
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