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【2025年最新】オフショア開発単価の動向は?円安時代の賢い活用方法

2025/07/14
2024/08/07
【2025年最新】オフショア開発単価の動向は?円安時代の賢い活用方法

「2025年でもオフショア開発はまだ有効?」

「円安でもコスト削減できる?」

「品質を落とさず海外開発するコツは?」

オフショア開発に関するこんな疑問、お持ちではありませんか?

円安や人材獲得競争の激化など、オフショア開発を取り巻く環境は大きく変化しています。しかし、最新調査によると適切な戦略を持つ企業では依然20-30%のコスト削減に成功。さらに深刻なIT人材不足の解消にも貢献しているのです。

本記事では、ベトナムで8年以上のオフショア開発の経験を持つRabiloo(ラビロー)が業界の知見をもとに2025年最新のオフショア開発単価データと動向を徹底解説します。主要国の最新単価から意外な穴場国まで網羅し、あなたの会社に最適な国や企業の選び方、予算策定のコツまでお伝えします。

オフショア開発に興味はあるけれどまだ踏み出せていない方、もっと効果的な活用法を知りたい方、ぜひご覧ください。ビジネスを次のステージに押し上げるヒントが見つかれば幸いです。

この記事でわかること

  • 各国のオフショア開発最新人月単価と傾向

  • 単価と品質に関するバランスの取れた見方

  • 円安時代の賢いオフショア活用方法

  • オフショア開発パートナー選択のポイント

*記事内で取り上げているデータに関して、「オフショア開発.com」発行の「オフショア開発白書2023年版」を参照させていただきました。

オフショア開発単価を国別で比較(2025年最新版)

出典:『オフショア開発白書(2023年版)』(オフショア開発. com)画像は当社で加工

2025年1月現在で最新情報となる、『オフショア開発白書(2023年版)』によると、2023年の主要なオフショア開発国の人月単価と特徴は上記の表のようになっています。

各国の単価動向と特徴を詳しく見ていきましょう。

中国:高単価と高い技術力

最新の平均人月単価:

  • プログラマー:50.51万円(前年比+20.00%)

  • シニアエンジニア:61.79万円(+18.68%)

  • ブリッジSE:79.29万円(-6.48%)

  • PM:92.14万円(+7.43%)

特徴:

  • AI、5G、IoTなどの最先端技術に強み

  • 大規模プロジェクトの遂行能力が高い

  • 日本語対応可能な人材も比較的多い

  • プログラマーとシニアエンジニアの単価上昇が顕著

  • ブリッジSEの単価減少は注目点

中国は高度な技術力を持つ一方で、知的財産権の保護や地政学的リスクには注意が必要です。

関連記事:中国オフショア開発の現状は?リスクや問題点、メリットを解説

ベトナム:安定した人気と急速な単価上昇

最新の平均人月単価 

  • プログラマー:40.22万円(+26.75%)

  • シニアエンジニア:49.13万円(+23.20%)

  • ブリッジSE:57.73万円(+12.44%)

  • PM:79.38万円(+37.00%)

特徴:

  • 日本語対応可能な人材が多い

  • Web開発、モバイルアプリ開発に強み

  • 近年はAI、IoT分野での案件も増加傾向

  • 全職種で大幅な単価上昇が見られる

  • 特にPMの単価上昇率が高く、マネジメント人材の需要増加を示唆

ベトナムは日本企業にとって最も人気の高いオフショア開発先であり、文化的親和性も高いです。

▶︎オフショア開発するならベトナムをやっぱりおすすめする4つの理由

フィリピン:安定した単価と高い英語力

最新の平均人月単価:

  • プログラマー:35.83万円(-1.15%)

  • シニアエンジニア:53.33万円(+7.46%)

  • ブリッジSE:81.25万円(+14.32%)

  • PM:70.83万円(+7.60%)

特徴:

  • 英語でのコミュニケーションが極めてスムーズ

  • BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の経験が豊富

  • アジャイル開発に適応しやすい文化

  • プログラマーの単価が唯一減少しており、エントリーレベルの人材が豊富

  • ブリッジSEの単価が他の職種と比べて高い

フィリピンは特に、英語を使用したグローバル展開を視野に入れたプロジェクトに適しています。

インド:高単価と高度な技術力

最新の平均人月単価:

  • プログラマー:50.83万円(+46.41%)

  • シニアエンジニア:68.75万円(+33.34%)

  • ブリッジSE:94.29万円(+38.72%)

  • PM:111.43万円(+32.81%)

特徴:

  • AI、機械学習、ビッグデータ分析などの先端技術に強み

  • 大規模プロジェクトの経験が豊富

  • 英語でのコミュニケーションがスムーズ

  • 全職種で30%以上の大幅な単価上昇

  • 特にプログラマーの単価上昇率が高く、エントリーレベルの人材も需要が高い

インドは高スキル人材の宝庫ですが、日本語対応可能な人材は比較的少ないのが課題です。

新興国:ミャンマーとバングラデシュ

ミャンマーの平均人月単価:

  • プログラマー:27.47万円(+12.25%)

  • シニアエンジニア:54.16万円(+42.96%)

  • ブリッジSE:68.33万円(+40.63%)

  • PM:97.50万円(+55.23%)

バングラデシュの平均人月単価:

  • プログラマー:44.13万円(+48.90%)

  • シニアエンジニア:46.13万円(+16.38%)

  • ブリッジSE:90.96万円(+30.62%)

  • PM:58.63万円(+27.27%)

特徴:

  • ミャンマー:低コストと日本語学習熱の高さが特徴、政情不安のリスクあり

  • バングラデシュ:低コストと若い人材の豊富さが魅力、特にウェブ開発やモバイルアプリ開発で注目

  • 両国とも大幅な単価上昇傾向にあり、特にミャンマーのPMとバングラデシュのプログラマーの上昇率が顕著

  • ミャンマーはシニアエンジニアとPMの単価が急上昇しており、高度人材の需要増加を示唆

  • バングラデシュはブリッジSEの単価が特に高く、日本市場向けの体制強化が進んでいる可能性がある

これらの新興国は、コスト面で大きなメリットがありますが、品質管理や法制度の整備などの面で課題もあります。小規模なプロジェクトから始めて、徐々に関係を構築していくのが賢明でしょう。

全体的に、オフショア開発の単価は上昇傾向にあり、特に高度な技術を持つ人材やマネジメント層の需要が高まっています。各国の特徴と単価動向を踏まえ、プロジェクトの要件に最適な開発国を選択することが重要です。

出典:『オフショア開発白書(2023年版)』(オフショア開発.com

オフショア開発単価の最新動向

近年の全体的なトレンドとして、オフショア開発の単価は全体的に上昇傾向にあります。その主な要因として、以下の3点が挙げられます:

  1. グローバルなIT人材需要の増加: DXの加速により、世界中でIT人材の需要が高まっています。オフショア開発の主要国でも、欧米企業からの需要が増加し、人材の獲得競争が激化。その結果、優秀なエンジニアの単価が上昇しています。

  2. オフショア開発国の経済成長: ベトナムやインドなど、主要なオフショア開発国の経済成長に伴い、現地の人件費が上昇しています。例えば、ベトナムの平均賃金は過去5年間で年率約10%上昇しており、IT業界ではさらに高い上昇率を示しています。

  3. 高度なスキルへの需要シフト: AI、ブロックチェーン、IoTなどの先端技術開発の需要が高まり、これらのスキルを持つエンジニアの単価が特に上昇しています。例えば、AIエンジニアの単価は、通常のWebエンジニアと比べて30-50%高くなっているケースもあります。

しかし、単価上昇の一方で、オフショア開発全体の利用は増加傾向にあります。日本企業の調査では、2023年と比較して2024年はオフショア開発の利用を「増やす」と回答した企業が57%に上りました。これは、国内のIT人材不足が深刻化する中、オフショア開発が単なるコスト削減策ではなく、必要不可欠なリソース確保の手段として認識されていることを示しています。

円安の影響と対応策

2025年も円安基調が続いており、オフショア開発のコストメリットを減少させる大きな要因となっています。2020年初頭と比較すると、円ドルベースで約30%のコスト増となっており、オフショア開発を行う日本企業にとって大きな課題となっています。

一方、オフショア開発を行う各国側からすると、円安になったからといって、すぐに値上げをするわけにもいかず、日本との取引で以前に比べて利益が出せなくなっています。実際、ベトナム・ハノイでオフショア開発サービスを提供する弊社Rabilooをはじめ、ハノイの周りのIT企業の多くは今後も円安が続くであろう日本に見切りをつけて、欧米市場に積極的に乗り出しています。ベトナムでの日本離れが徐々に進行しています。

しかし、この状況下でも効果的にオフショア開発を活用している日本企業は少なくありません。以下に、円安下でのオフショア開発活用のポイントをご紹介します:

  1. 長期的視点での判断: 短期的な為替変動に一喜一憂せず、中長期的な視点でオフショア開発を位置づけることが重要です。例えば、5年計画でオフショア開発を推進し、為替の影響を平準化することで、安定したコストメリットを実現するなど長期的な視点での判断が必要になります。

  2. 付加価値の高い業務へのシフト: 単純な労働集約的な業務ではなく、より付加価値の高い業務(設計、ロジック開発などの上流工程)をオフショアに移管することで、円安の影響を最小限に抑えつつ、高い効果を得ている企業もあります。

  3. 複数国活用によるリスク分散: ベトナム一辺倒だった開発を、インドやフィリピンにも分散させることで、為替リスクを軽減する取り組みも増えています。例えば、ベトナム60%、インド30%、フィリピン10%という配分で開発リソースを確保し、各国の強みを活かしつつリスクを分散する工夫ができます。

  4. 契約形態の工夫: 固定料金での取引から、現地通貨建てでの契約に切り替えることで、為替変動リスクを軽減する方法も採用されています。ただし、この場合は現地のインフレリスクにも注意が必要です。

円安は確かに大きな課題ですが、これらの対策を適切に組み合わせることで、依然としてオフショア開発は有効な選択肢となり得ます。重要なのは、単純なコスト比較ではなく、リソース確保や技術力向上も含めた総合的な判断をすることです。

オフショア開発単価の内訳と比較のポイント

「単価」と言っても、実際にエンジニアの単価はどのように設定されるかをご存知でしょうか。

オフショア開発の単価を正確に理解し、適切に比較するためには、単なる価格だけでなく、その内訳や背景を知ることが重要です。ここでは、単価の内訳と比較する際のポイントについて詳しく解説します。

まず押さえておくべき重要な点として、オフショア開発の単価は通常「人月単価」で見積もられます。人月単価とは、1人のエンジニアが1ヶ月間フルタイムで働いた場合の単価を指します。単純にエンジニアの給料のことではありません。

「単価」を設定するのは各企業です。エンジニアの人件費にその他の費用と利益を上乗せして単価は設定されています。この概念を理解することは、プロジェクトのコスト管理において非常に重要です。

※エンジニアの人月単価について詳しくは「エンジニア1人月単価の相場は?【知らないと損する単価設定の事情】」という記事をご覧ください。

エンジニアのスキルレベル別単価

ベトナムオフショア開発と日本の単価を比較するグラフ

オフショア開発の単価は、エンジニアのスキルレベルによって大きく異なります。一般的に、以下のようなレベル分けがされています:

  • ジュニアエンジニア(1-3年の経験)

  • ミドルエンジニア(3-5年の経験)

  • シニアエンジニア(5年以上の経験)

例えば、ベトナムの場合、2024年の平均人月単価は以下のようになっています:

  • ジュニアエンジニア:約25〜30万円

  • ミドルエンジニア:約35〜45万円

  • シニアエンジニア:約55万円

これに対し、日本の平均的なエンジニア単価は以下のようになっています:

  • ジュニアエンジニア:約60-80万円

  • ミドルエンジニア:約80-100万円

  • シニアエンジニア:約100-150万円以上

この比較から、オフショア開発のコスト削減効果が明確に分かります。特にジュニアからミドルレベルのエンジニアでは、日本の半分以下の単価でリソースを確保できる可能性があります。

ただし、これらの単価は目安であり、実際のプロジェクトでは、技術スタックや求められる専門性によって大きく変動することがあります。

ポジション別単価

プロジェクトのポジションによっても単価は大きく異なります。主な役割とその特徴は以下の通りです:

プログラマー

  • 主にコーディングを担当

  • 比較的低めの単価

シニアエンジニア

  • システム設計や技術的な意思決定を担当

  • プログラマーより高めの単価

ブリッジSE

  • 日本側とオフショア側のコミュニケーションを担当

  • 高度な技術力と日本語能力が必要

  • 比較的高めの単価

プロジェクトマネージャー(PM)

  • プロジェクト全体の管理を担当

  • 最も高い単価帯

例えば、インドの場合、2024年の平均人月単価は以下のようになっています:

  • プログラマー:50.83万円

  • シニアエンジニア:68.75万円

  • ブリッジSE:94.29万円

  • PM:111.43万円

日本の同様の役割の単価と比較すると、特にプログラマーやシニアエンジニアの層で大きなコスト削減効果が期待できます。ただし、日本ではコミュニケーションの橋渡しをするブリッジSEは必要ありません。

さらにオフショア開発ではPMの単価は高く設定されています。

ただし、これらの単価は目安であり、実際のプロジェクトでは、技術スタックや求められる専門性によって大きく変動することがあります。

関連記事:

オフショア開発の各国の単価を比較するグラフ

契約形態による違い

オフショア開発の契約形態は主に「請負型」と「ラボ型」の2種類があり、それぞれ単価の構造が異なります:

請負型

  • プロジェクト全体の固定価格で契約

  • 成果物に対して支払いを行う

  • 短期プロジェクトに適している

ラボ型

  • 人月単価ベースで契約

  • 長期的な開発や、要件が流動的なプロジェクトに適している

オフショア開発白書2023年版によると、ラボ契約の割合が増加傾向にあり、全体の63%を占めています。これは、継続的なリソース確保の重要性が高まっていることを示しています。

隠れたコストに注意

単価を比較する際は、表面上の数字だけでなく、隠れたコストにも注意が必要です:

コミュニケーションコスト

  • ブリッジSEをアサインする費用

  • 通訳や翻訳にかかる費用

  • コミュニケーションの齟齬による手戻りのコスト

管理コスト

  • オフショア開発を管理するための人員のコスト

  • 品質管理にかかる追加的なコスト

インフラコスト

  • セキュアな開発環境の構築コスト

  • コミュニケーションツールの導入コスト

為替リスク

  • 円安などの為替変動によるコスト増加のリスク

これらの隠れたコストを考慮すると、表面上の単価が安くても、総合的なコストは予想以上に高くなる可能性があります。

単価比較のポイント

オフショア開発の単価を比較する際は、以下のポイントに注意しましょう:

スキルレベルと役割の明確化:

  • 同じレベル、同じ役割で比較しているか確認

実績と品質の考慮:

  • 単価が高くても、高品質で効率的な開発ができれば総合的にコスト削減になる可能性がある

長期的視点:

  • 短期的なコスト削減だけでなく、長期的な協力関係の構築も考慮

技術スタックの適合性:

  • プロジェクトに必要な技術スタックに強みを持つ国や企業を選択

コミュニケーション能力:

  • 言語力や文化的な親和性も重要な選択基準

総合的なコスト計算:

  • 隠れたコストも含めた総合的な視点でコストを計算

オフショア開発の単価比較は、単純な数字の比較ではなく、プロジェクトの特性や長期的な戦略を考慮した総合的な判断が必要です。適切な比較と選択により、コスト削減とリソース確保の両立が可能となります。

オフショア開発パートナー選択のポイント

アジアのエンジニア単価は安い

オフショア開発を成功させるためには、適切なパートナーの選択が不可欠です。以下に、オフショア開発の選択における重要なポイントを詳しく解説します。

プロジェクトの要件に合わせた国・企業選び

プロジェクトの特性や要件に最適な国や企業を選ぶことが、オフショア開発の成功の鍵となります。技術スタック、言語対応、文化的親和性など、様々な要素を考慮する必要があります。

例えば、AI開発やビッグデータ分析など高度な技術を要する案件であれば、インドや中国などの技術力の高い国を選択することが有効です。

一方、日本語でのコミュニケーションが重要な案件では、ベトナムなど、日本語対応力の高い国が適しているでしょう。

また、企業選びにおいては、その企業の実績や専門性、開発手法などを詳細に調査することが重要です。プロジェクトの規模や複雑さに見合った経験を持つ企業を選ぶことで、リスクを最小限に抑えることができます。

単価だけでなく、総合的なコストと品質のバランスを考慮

オフショア開発では、単純な人月単価だけでなく、総合的なコストと品質のバランスを考慮することが重要です。表面上の単価が安くても、コミュニケーションの問題や品質の低下によって追加コストが発生し、結果的に高コストになるケースも少なくありません。

総合的なコスト評価には以下の要素を含める必要があります:

  • 直接的な開発コスト

  • コミュニケーションコスト(通訳、翻訳、頻繁な出張など)

  • 品質管理コスト

  • リスク対応のための予備費

また、品質面では、成果物の品質だけでなく、セキュリティ対策や知的財産保護の体制なども重要な評価ポイントとなります。

オフショア開発では、ブリッジSEやコムターなどのコミュニケーションコストがかかるとは言え、それを差し引いてもトータルで見ると国内開発より20〜30%コストを削減できます

長期的な視点でのパートナー選択

日本では国内のIT人材が枯渇していく流れの中で、オフショア開発は、単発のプロジェクトではなく、長期的なパートナーシップとして捉えることが重要です。長期的な関係を築くことで、以下のようなメリットが得られます:

  • 相互理解の深化によるコミュニケーションの円滑化

  • プロジェクトの効率化と品質の向上

  • 技術ノウハウの蓄積と共有

  • 柔軟なリソース調整の実現

長期的なパートナーを選ぶ際は、その企業の成長性や安定性、技術力の向上への取り組み、そして自社のビジョンとの親和性などを慎重に評価する必要があります。

小規模プロジェクトから始め、徐々に規模を拡大

オフショア開発を初めて導入する場合や、新しいパートナーと協業を開始する際は、小規模なプロジェクトから始めることが賢明です。この段階的アプローチには以下のメリットがあります:

  • リスクの最小化:小規模プロジェクトでは、失敗した場合の影響を抑えることができます。

  • 相互理解の促進:小さな成功体験を積み重ねることで、相互の信頼関係を構築できます。

  • プロセスの最適化:小規模プロジェクトを通じて、コミュニケーション方法や開発プロセスを最適化できます。

近年の傾向として、最初は手始めに小規模の請負案件で成功を収めた後、徐々にラボ型へ移行していくことがオフショア開発のセオリーになっています。少しずつプロジェクトの規模や複雑さを拡大していくことで、安定した協業体制を構築することができます。

以上のポイントを押さえることで、オフショア開発のリスクを最小限に抑えつつ、そのメリットを最大限に活用することが可能となります。適切なパートナー選びは、オフショア開発成功の重要な第一歩となるでしょう。

まとめ:コスト削減とリソース確保の両立

オフショア開発は、2025年現在、単なるコスト削減策ではなく、グローバルな人材活用戦略として重要性を増しています。成功のカギは、単価だけでなく品質、長期的な価値、そして総合的なコストを考慮した判断にあります。

将来を見据えたオフショア戦略の構築が不可欠です。優秀なパートナーが減少する中、今すぐに行動を起こし、長期的な協力関係を築けるパートナーを見つけることが重要です。適切な戦略により、コスト削減とリソース確保の両立が可能となり、日本企業の国際競争力向上につながります。

Rabilooのオフショア開発サービスのご紹介

Rabilooのエンジニア

Rabilooは、ベトナムのトップクラスの工科大学出身のエンジニアを多数抱え、高度な技術力と日本文化への深い理解を兼ね備えています。ISO 9001、ISO 27001の認証を取得し、さらにCMMIレベル3を達成しており、品質管理と効率的な開発プロセスに自信があります。

サービス内容

  • 開発リソース提供

  • 専属チーム(ラボ型)開発

  • カスタムソフトウェア開発

  • ウェブアプリケーション開発

  • モバイルアプリ開発

  • AI・機械学習ソリューション

  • IoTシステム開発

オフショア開発に関するご相談、お見積もりのご依頼は、お気軽にご相談ください。貴社のニーズに合わせた最適なソリューションをご提案いたします。

関連記事:

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▶︎初めてでも安心!オフショア開発の進め方をステップバイステップで解説

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Kakimoto Kota
Rabilooのオウンドメディアで制作ディレクターを担当。日越翻訳、記事、動画、SNS、コンテンツの戦略立案から制作まで行う。2015年よりベトナム・ハノイ在住
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