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「自社アプリの開発を検討しているが、本当に導入するだけの価値があるのか、実際の開発成功事例を知りたい」
この記事では、このような悩みにお答えします。
弊社Rabiloo(ラビロー)がこれまで受注したアプリの開発プロジェクトの中から、リラクゼーションサロン「もみ徳」様の自社アプリの開発ストーリーをご紹介し、
自社アプリ導入前に抱えていた課題
自社アプリ導入でどのように課題を解決できたか
自社アプリ開発をオフショアで成功できた秘訣
こういった点について取り上げます。
Rabiloo(ラビロー)はベトナムのグローバル・ソフトウェア開発企業です。特に小売・サービス業の開発案件を成功させてきました。多店舗経営を展開する企業の店舗公式アプリの開発実績もございます。
自社アプリの導入をご検討中の方も、アプリのリニューアルを検討中の企業様もこの記事をご参考にしていただければ幸いです。
「もみ徳」は福岡市を中心に12店舗を展開しているマッサージリラクゼーションチェーンです。もみほぐしを専門とし、手頃な価格で質の高いサービスを提供しており、地元の顧客から広く支持されています。
「もみ徳」は顧客サービスを向上させるために、独自の公式アプリも開発しています。このアプリでは、簡単に予約ができる機能や会員限定の割引サービスが提供されており、リピーターの確保に貢献しています。また、利用者が施術後に簡単にフィードバックを提供できる機能も備わっており、サービスの質の向上にも役立っています。
「もみ徳」は、ベトナムのソフトウェア開発企業であるRabiloo(ラビロー)して、自社アプリを開発しました。このアプリは、顧客体験の向上とリピート率の増加を目的に、以下の主要機能を備えています:
会員割引制度
一般会員:10%割引
VIP会員(4ヶ月以内に4回来店):15%割引
リアルタイム通知機能
営業状況、予約空き状況の確認
プッシュ通知による最新情報の提供
サービス評価フィードバック機能
施術直後に簡単に評価可能
スタッフのスキル向上に活用
スクラッチ開発により、自社ブランディングや独自機能を自由に実装でき、競合他社との差別化に成功しました。例えば、独自のポイントシステムやキャンペーン設定、スタッフの稼働時間を最適化する予約システムなどを実現しています。
アプリはApple StoreとGoogle Playで配信され、リリース後3ヶ月で1000人以上の利用者を獲得。顧客満足度の向上とリピーター創出に大きく貢献し、ビジネスの成長を支援しています。
アプリケーション開発担当の高健様に当時の様子を伺いました。
「店舗を拡大するにつれ、より多くのお客様のニーズに応えられるよう、さらに質の高いサービスを提供したいと考えていました。
そのような折、Rabilooのクオン社長と話をする機会があり、「もみ徳の公式アプリ」を導入してはどうかと提案を受けました」。
「当時は、新規のお客様はある程度獲得できていましたが、なかなかリピート客がつかない、という状況が見られました。
そのため、ポイント還元システムなど、顧客に長くリピートしてもらえる仕組みづくりを行っていく必要がありました。
さらに、競合相手との差をつけるために、差別化戦略を練り、「もみ徳」のブランドイメージを向上させる必要がありました」。
そのときに「もみ徳」が抱えていた課題を整理すると以下の3点にまとめられます。
マッサージ業界において、顧客のニーズはますます多様化しています。顧客それぞれの好みにあった施術を行っていく必要がありますが、「もみ徳」では、個室で施術を行うため、マッサージの内容を詳細に把握することができません。 そのため、施術後にお客様からフィードバックをいただくことによって、個々のお客様の好みをスタッフ同士で共有し、さらにスタッフの技術の向上を図ることができます。
「もみ徳」は、顧客のリピート率を上げるために、独自のポイントシステムを考える必要がありました。 それにより顧客満足度が上がり、次回マッサージを受けようと思ったとき、競合他社よりも「もみ徳」をリピートすることを選ぶはずです。
当時は事業の拡大に伴って人手不足が生じ、営業時間やコース内容の変更をせざるを得ない状況でした。しかし、ホームページの告知だけではお客様への連絡が十分に行き届かない場合があります。
リラクゼーションサービスにおいて、顧客は「時間があって行きたいときにいつでもサービスが受けられる」というのが一番の売りです。しかし当時は常に予約が埋まっていて、お客様のご希望にすぐに応じられない状態でした。 そして、告知の行き届いていないお客様から、たくさんの問い合わせの電話がかかってくるという状況が見られました。
以上の課題を踏まえて、ラビローが提案した「もみ徳」店舗公式アプリによるソリューションは以下の通りです。
「もみ徳」公式アプリを利用することで、顧客は来店一回につきスタンプを1つ獲得でき、さらに一般会員として10% 割引が受けられるようにします。 さらに4か月以内に、スタンプを4つ集めると、VIP会員に昇格することができ、サービス全体を15%割引で利用できるようになります。
顧客は店舗の状況を知りたいとき、「もみ徳」の公式アプリから、営業や予約の空き状況、予約履歴をチェックすることができます。
さらにプッシュ通知によって最新情報やお得な情報も受けられるようになります。
「もみ徳」公式アプリを使って、顧客は施術直後にサービスを簡単にフィードバックできるようにします。
コリへの的確さ、施術の力強さ、会話や態度、施術後のすっきり感、施術の説明、部屋の清潔感、スタッフの清潔感などの項目でサービスを全体的に評価することができます。
このフィードバックを従業員のスキル評価の基礎として用い、サービスとスタッフの技術の向上に役立てることができます。
福岡市では、多くのマッサージサロンが営業していますが、ほとんどのお店では、お客様のサポートを電話連絡で行うなど、いまだに古いスタイルで行われています。
そのような中「もみ徳」は福岡市で2番目に公式店舗アプリを導入したマッサージサロンとなります。
「もみ徳」の公式アプリはApple storeとGoogle Playからダウンロードすることができます。
2020年12月にリリース後3ヶ月で1000人以上の利用者によってアプリが利用されています。
店舗アプリを開発するには2通りの方法があります。
一つは、「パッケージ開発」です。あらかじめ開発されたテンプレートやソリューションを利用し、迅速にアプリを構築します。特にコストを抑えつつ、標準的な機能を求める企業に適しています。
「パッケージ開発」の利点は、低コストで利用できることと、導入までのプロセスが簡単なことです。
しかし、自社ビジネスに特化した機能がなかったり、独自性を出しにくいというデメリットがあります。
一方「スクラッチ開発」とは、ゼロイチで、完全オリジナルの機能を備えた自社ビジネスのオーダーメイドで開発する方法です。
「スクラッチ開発」の大変なところは、開発費用がかかること、開発のためのマネジメントをしっかり行わなければならない点です。
▶︎スクラッチ開発とは?カスタマイズ自在でライバルに差をつけろ
▶︎失敗しない パッケージシステム導入 【カスタマイズはおすすめしない】
「もみ徳」アプリは、パッケージ開発では実現できない多くの独自機能を備えています。その独自性は主に以下の点に現れています:
• 自社ブランディング:
- アプリの外観やデザインを自社のブランドに合わせて自由にカスタマイズできます。
• ポイントシステムの柔軟性:
- ポイントの貯め方を自由に設定可能
- 会員ランク(アプリ会員、VIP会員など)に応じた特典設定
- レビュー投稿後のポイント付与など、顧客行動を促す仕組みの導入
• 独自のキャンペーン設定:
- 次回割引などのルールを自由に設定
- 他社との差別化を図り、顧客満足度向上とリピーター創出に貢献
• カスタマイズ可能な予約システム:
- 単なる空き時間表示にとどまらない、ビジネススタイルに合わせた予約管理
- スタッフの稼働時間と休憩時間を最適化するアルゴリズムの組み込み
これらの独自機能により、「もみ徳」アプリは単なる予約管理ツールを超えて、ビジネスの効率化と顧客満足度向上を同時に実現する強力なツールとなっています。自社の特性やニーズに合わせてカスタマイズできる柔軟性が、このアプリの最大の強みと言えるでしょう。
さらに他社との差別化に成功し、自社ブランディングの確立にも十分役立てることができています。
▶︎デジタル会員証とは?集客のメリットから会員証アプリの作り方・開発方法まで解説!
スクラッチ開発は国内のベンダー企業に依頼すると500万円から、機能によっては1000万円を超える開発費用がかかりますが、海外ベンダー企業に委託する「オフショア開発」を行えば、200万円程度にコストを抑えることができます。
しかし、ここで問題となるのが、オフショア開発は大丈夫なのか?という不安ではないでしょうか。
ここからは再び「もみ徳」の開発担当の高様にお話を伺って、弊社ラビローとのオフショア開発を成功させた秘訣について語っていただきましょう。
「オフショア開発でいちばん大切なことはきめの細かな意思疎通です。
対策を立てるときには、一つの方法だけにこだわるのではなく、いくつかの方法を柔軟に考えていくことが必要です。
プロジェクトを勧めていくときも、2か月先のことだけではなく、6か月先はどうかというところまで見通して話し合っていく必要があります。 質の高い製品を生み出していくには、そのような長期のビジョンと目標の共有は欠かすことができません。
私たちは、すべての仕事と責任をオフショア会社に丸投げするのではなく、『ここは自分たちがやる分、ここはオフショア会社に委託する分』 と、それぞれ役割分担を決めて行いました。お互いの意見を忌憚なく交 換することにより仕事を順調に進めてくることができました」。
▶︎システム開発を外注先に丸投げは危険!発注者が果たすべき責任とは?
「オフショア開発先に日本側が期待することは、速やかにプロジェクトを進行させ、問題点をしっかり洗い出し、製品が完成する前に問題を解決することです。
『もみ徳』プロジェクトにおいては、スケジュールを注意深く管理し進行を注意深く見守ってきました」。
「オフショア開発では、リリース直前に大きな問題が明らかになることがあります。その問題に対応する際にさらに別のバグが見つかり、リリースを延期しなければならないことも起こりえます。
『もみ徳』プロジェクトにおいては、そのようなリリース時のリスクを最小限に抑え、対処する方法を見つけるために、起こり得るさまざまな状況を想定して状況をコントロールしてきました」。
結論として、開発担当の高様は
「オフショア成功のカギは ビジョンと目標の共有です」
と語ってくださいました。
店舗アプリを作成することにより、以下のようなメリットがあります。
リピーター客の創出
他社との差別化
自社ブランディングの強化
業務効率化
集客アップ
また、オフショア開発を利用することで、コストを抑えてアプリを作成できます。
弊社Rabiloo(ラビロー)は小売業、教育、ヘルスケア分野で業務の課題を解決するアプリを開発しています。
店舗アプリ
会員アプリ
顧客管理アプリ
予約アプリ
アプリ開発に関するご相談はなんでもお気軽にお寄せください。
お客様が抱える課題や、こんなアプリを作りたい、というアイデアを形にいたします。
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